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スティーブン・ダルトリー監督「愛を読むひと」(2008年・米国・独) [映画鑑賞]

なんのプロットも読まずに、見始めた。
「2009年キネマ旬報ベスト・テン外国語映画第6位」の映画。
1度、観ようとしたのだけど、間違えて、似た感じの「きみに読む物語」を観てしまい、
こちらを見るのが遅くなってしまった。
aiwoyomuhito.jpg ケイト・ウィンスレットが、美しい裸体を魅せてくれる。
それも、この映画の魅力の1つだ。
「タイタニック」から、もう15年なんだね。15歳の少年を惑わす役を好演。
最初の1時間くらいは、年下の男が年上女に恋するなんとなくのラブストーリー
なのだけど、後半は、ホロスコープ裁判へと様変わりする。
突然去って行った彼女、再会は、裁判所だった。
そこで、彼女がSSだったことを知る。

法学生の彼は、裁判を傍聴しながら、彼女の過去を知っていく。
恥ずかしいこと(字が読めないこと)は、隠し続けた。言えば、裁判も変わったろうに。
彼女のプライドがそうさせたのか。周りの同士たちに罪を被せられた格好になった。
最初の甘いラブストーリーが、アウシュビッツに繋がるとは思っていなかった。
重い映画。過去の記憶と現代、中間を往復する構成は少々分かり難いところもある
けれど、悪くない映画だと思う。
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