劇団スリーデイズ+公演「チープスリル」@川崎アートセンター [観劇日記]
友人が所属する劇団心日庵。そこのメンバーの1人、内田さんが客演された芝居を観てきた。
物語は、1960年代の高校。ちょうど、安保闘争で大学と機動隊が衝突していた頃だ。
川崎アートセンターは昨年の10月にオープンした劇場&映画館。できたばかりなので、
非常にキレイな劇場だった。カンヌ国際映画祭で最高賞を2度獲得した今村昌平監督の
パルムドゥールのトロフィーが常設展示されているので必見。
物語は、1960年代の高校。ちょうど、安保闘争で大学と機動隊が衝突していた頃だ。
川崎アートセンターは昨年の10月にオープンした劇場&映画館。できたばかりなので、
非常にキレイな劇場だった。カンヌ国際映画祭で最高賞を2度獲得した今村昌平監督の
パルムドゥールのトロフィーが常設展示されているので必見。
肝心の舞台は、良くも悪くも、わりかし楽しめた程度。その内田さんは、現代に生きる男で、
ストーリーティラー的な存在。彼を基点として、過去が描かれる。佐世保の高校。
その時、日本は?大学は?社会は?佐世保の役割は?日米問題は?
学校紛争をシリアスに、またコメディーに、またちょっとHな物語。
台詞の言い直しが2度。台詞の言い間違え(イントネーションが違う)が1度。
3,000円という金額を考えると、若いとはいえ、許されない。
この劇団を構成しているメンバーというのは、まだ、20代前半なのかな?
エネルギッシュで、元気で、明るくて、舞台上での思いっきりの良さはGOOD!
これからの成長が楽しみな人たちなんだろう。
印象に残った役者は1人だけ。中野さん。存在感を作らなくても存在していて、声がいい。
彼女の発した「遊び」「お祭り」という台詞だけが僕の頭に残ったから。物語上、重要なオチ。
この出演者の中で僕の目では1番素晴らしく映った。
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