「愛に狂う」毎話感涙の完全視聴！

最後まで期待を裏切らない、１６話まで見るものを惹きつける魔力を持ったドラマだった。
ユン・ゲサン × イ・ミヨンという最強のキャスト。
彼と彼女の芝居だけで、飽きることはない。
恋愛に至る自然な流れ。自然に隠された苦しい真実。

ジニョン（イ・ミヨン）の優しくて強い想いは、
過去の婚約者ジェフンを消すほどで、反対にチェジュン（ユン・ゲサン）は過去を省み
なければならず苦しい恋だった。

「彼がどんなに一生懸命生きてきたか知らないくせに、外見だけで判断しないで」
「私のせいで苦しんだのだから、その記憶を戻したくない」
「彼が私を思い出さなければ送り出し、もしも思い出してくれたら一生離さない」

最後まで感涙。
ラスト３分。
涙が止まることはなかった。


韓国ラブストーリーに出てくる定番、「記憶喪失」。
その使い方が上手い。
これなら、十分な説得力を持つね。
何とかの階段という下らないドラマと違って、腹立たしくなったり、しらけることはなかった。
　　

「何とかの階段」や「何とかのソナタ」が合わなかった方に、
今作は、自信を持って薦められる。


「知っているわ（アラヨ）、とても（アジュ　チャル）・・・」わりかし多い韓国ドラマラブストーリーでは、初恋だからとか、幼馴染だからという、
あまりにも昔の恋を現在（３０歳くらい）に持ち出してきて、
これまで出会いはなかったのか？とか、
初恋や幼馴染をその年まで想い続けるのか？
という疑問が多い。おまけに記憶喪失や交通事故というスペシャル有り得ない度満点の
展開。これには腹が立って、特に「天国の階段」など感想すら腹立たしくて書きたくないが、
この「愛に狂う」は、止めたい衝動に駆られたり、見守りたくなるような本気の恋を描いた
秀作だと思う。