「薯童謠(ソドンヨ)」感涙のファイナル 55話完全制覇 [韓流ドラマ]
これで、
敬愛するイ・ビョンフン監督作品を4本制覇した(「イ・サン」は継続視聴中)。
全55話。
11月から週2話ずつ見続けて7ヶ月。
「ホジュン」「大長今」「商道」でも裏切られなかったけど、今回はラストにやられた。
感涙連発の最終話。
サテッキルが討たれて、死ぬ前に自分の運命と愛を語るところからスタート。
人をただの悪者にしないのがイ・ビョンフン監督の演出の根底にあるような気がするね。
(討たれてから話している時間が長過ぎて少しリアリティを欠いてしまったかな。)
純粋にソンファ公主が好きだったと。トキメキを覚えたと。
自分の事情がそうさせたのだと。
見ていて切ない想いでいっぱいになった。
泣いたのは、ソンファ公主のいたずら。
随分前から仕込んできた伏線が、ここへ来て生きる。
ソンファ公主のただの「イタズラ」じゃなかった。これが最大の裏切りだった。
視聴者を感涙させるには十分。初期段階からこうして種を撒いておくから効くのだ。
イ・ビョンフン監督が描きたかった「愛」が伝わる最終話だった。
「避けられる道でも行くのが運命だ」
それでも避けられなかったのが新羅の姫との愛だった。
国境も、身分をも越え、政治権力にも動揺しなかった愛。
身分相応の恋を求めず、国が違うからと避けることなく、自分の気持ちを大事にするのが恋だ。
阿佐太子が死に、その後30話以降はプヨソンを倒すまでの過程が前面に押し出される
展開だった。
その合間に、ウヨン公主がチャンに片想いするんだよね。
そうした片想いの物語も上手く組み込んでの55話。
素晴らしい。
モンナス博士はモジンと結婚する。
ポムノとチョギも国境を超えた恋を実らせる。
そうそう!
僕が、熱狂したのはこの場面。誰でもそうでしょう!そう、48話。
怒り狂うプヨソン(法王)に、チャンが「私が四男だ」と遂に明かしたところ。
最大の見せ場だったね。
これを見たかったのだ。
これだから韓国歴史ドラマはやめられない。
「大長今」のスタッフが再集結。壮大なスケールと豪華キャストで贈る歴史スペクタクル!
真実の愛は国境を超えた。
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