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Quaras制作「ULTRA PURE!」(作・演出:福島三郎) @ 東京グローブ座 [観劇日記]

ジャニーズの三宅さんが主演ということで、この春、マスコミから注目を浴びている話題作。

福島三郎(作・演出) × 三宅健(ジャニーズ) × 陽月華(元・宝塚)
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3F-A席での鑑賞。
7,500円の値打ちはあった。
素直に笑えて、素直に泣けた。公演時間の2時間が経つのが早くて、
もっと見ていられる(見ていたい)ような空間だった。

雪山の別荘を舞台に繰り広げられる脱・童貞を描いたハートフルストーリー。

ビデオカメラを回す沙織の最初のインタビューが伏線。

重大なキーワードは、「かまくら」と「せ」。

スキーの先生(福島カツシゲ)が面白くて、何もしていなくても鷲尾さんの存在感が凄過ぎて、
みずほちゃん(磯山さやか)がセクシーで、作蔵が怒るところはメッチャ格好よくて、・・・
言っていたらキリがない。
過剰な期待は裏切られることなく、演劇として見て十分満足できる内容だった。

泣けたのは、
「ビデオ」を何度も見直しているシーンと、
6歳の時の懐かしい記憶を2人で思い出していくシーン。
それから、俊太郎を否定する沙織に一言。
「俊太郎さんがそんな適当な人だと本当は想ってないでしょ?」という和子おばあちゃんの
優しい台詞かなぁ。

考えさせられたのは、『「人」だから択ぶ」のだ』ということ。

ラストでは爽やかな気持ちになっていた。

福島三郎カラーの舞台。
毒がなくて、
人の純粋で優しい部分をドラマティックなかたちにしてしまえるすごさだ。

韓国ドラマでは、
幼い頃の恋が、やや強引で無理やりな再会なんかで燃え上がっていくことがあるのだけど、
ちょっとそれとはテイストが違う。

なにも子供だけが純粋な訳じゃない、大人になっても純粋であることを証明してくれた舞台。
大人に純粋さがあって何が悪い!というメッセージをぶつけてきた舞台。

そろそろ僕も、今年に脱・1人者したい。いや、しないとな。


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HWK

えりか先生、nice!ありがとうございます。
by HWK (2010-03-14 23:27) 

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