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三沢選手の死に哀悼の意を表する [Private Room]



信じられない。今でも信じられない。いやいや信じたくない。
友人と電話中だった。
NETのトピックス「New」の記事。何気なく見ていた。

『プロレスラーが運ばれて重態』 ・・・誰だろう?
⇒ 『三沢さん、試合中に心肺停止』 ・・・えーーーー!三沢が!
⇒『NOAHの三沢さん、亡くなる』 ・・・ショックで信じられず、言葉を失った。

報道を見る限り、もはや嘘ではないようだ。
翌日のスポーツ新聞紙は、「三沢の無念の死」を1面で扱った。
嘘が真実となり、多くのプロレスFANが衝撃を受けたことだと思う。

中学時代、全日本プロレスには相当はまった。
その理由は、
三沢、川田、小橋、田上といった今で言う四天王が超世代軍を結成し、
1つ上の世代に当たるジャンボ鶴田やスタン・ハンセン等と激しい死闘を演じていたからだ。
「いつ、鶴田やハンセンを超えるか!?」が注目され、
それが専らの話題だった。

エキサイトな試合展開は燃えたし、興奮したし、魅力的だった。
馬場⇒鶴田⇒次の新しい時代が幕を開ける瞬間を楽しみにしていたんだよね。
FANと一体できる「夢」というのがあった。

今、46歳というと、世代闘争をしていたのは、91年ー95年くらいだから、
28歳~32歳ということになる。
三沢は、ジャンボ鶴田の必殺技である強烈なバックドロップを何度も喰らっていた。
その鶴田の必殺技で、今回、「死」に至ることになった訳だ。
対戦相手で、バックドロップを仕掛けた斉藤選手(違法性阻却で刑事訴追は当然ない)、
不慮の事故とはいえ、FANの想像以上に辛い思いをしていることだろう。

社長としての激務(会社経営)をこなし、
46歳という年齢で若い動きを求められ(無理がある)、
退きたい年齢でありながらメーンエベンターとして出場し、
客寄せとして大役(タイトルホルダーや挑戦者)を買っていた。
自己犠牲の精神に他ならず、誰も真似できることではない。

癌から復帰した小橋や腰が悪い秋山と同じように三沢の身体も悲鳴を上げていたのだ。
日本テレビが放送を打ち切り放映権料という収入源がなくなったことの心労もあったという。
いろいろな要因が、死を生んだのだろう。

インタビューを見ると、新日本の中邑選手や永田選手は、今年1月のドーム大会の時に、
体調の異変を何となく感じていたという。
録画した三沢&杉浦vs,中邑&後藤の試合、今見ると寂しくてしょうがない。
12月のインタビューで、「体調が悪い」「首の怪我が治ってない」って言ってるんだよね。
それでもプロレスラーが言うと、大丈夫だと思う。
どこまで悪いのか、あまり気にされない。
試合に出られないくらいでなければ、心配されないんだよね。
三沢は、欠場しないもん。

エルボー,エメラルドフロージュン,タイガードライバー,エルボースイシーダー,
ダイビングボディプレス,タイガースープレックス等など、もう見ることはできない。
しかし、
偉大な伝説は、プロレスFANの心の中で永遠に輝き続けるはずだ。

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